勤務校の卒業式を終えて。

勤務校の卒業式が終わりました。猛烈に忙しい123月は 残すところ2週間となりました。中学3年生はもういないけれど、残りの2週間を充実した思い出深い授業にしたいなぁと思っています。どうしても日本語(日本の国語)に苦手意識をある生徒に対して、ちょっとだけ勉強してみたいなぁと思ってもらえるような教員(人間)でなければならないと猛烈に感じています。それらの生徒にとって古典や漢文(中国の漢詩)の授業は苦悩の日々でしょう。にほんごであそぼう を観てくださいって言ったって伝わるものではないようです。悩ましい残りの二週間です。

 さて、私たちが島を離れる日も近づいており、いろいろな事務手続きに代休の昨日はくたくたに疲れました。社会保険の資格喪失証明書がなければ、国民健康保険に加入できないので、その手続は島を離れてからするのか離れる前にしておくのか。そういったややこしいことがいっぱいあります。3月31日たった一日分のために国保税は発生します。たいへんややこしいです。転入した自治体に加入するわけですが、ほんとうにそういったことが大変なので、もうずっとずっとここに居たい気分ですが、そうもいかず。猫たちにとってもここはたいへん暮らしやすい良いところです。動物いっぱいゆったり流れる時間。人はやさしいし 離れがたい。親切にしてくださった方々、温かい声をかけてくださった方々との別れはつらく 心苦しいです。 しかし、ここを離れることでさらにここが好きになるだろうし、必ず帰ってきます!という気持ちを強く持って、教員修行のために帰るのだと、心を鬼にして帰ります。茨木のり子の 「自分の感受性くらい」を胸に。