長い夏休みは充実。その後は災害続きで・・・

気が付けばもう9月17日で、二学期が始まってから3週間が過ぎようとしている。正職員にはない長い長い夏休みは充実の休暇であった。7月22日23日と長男のいる長野県へ車をひた走らせた。8月5日には神戸へ持病の受診に、9日には京都市内に置いてあったアップライトピアノを業者に搬入してもらった。8月12日から20日石垣島の自宅にてこれまた濃すぎる重要な任務を果たし、大雨に降られながらも最終日㏠前にはようやく晴れて娘を友達と泳がせてあげられた。石垣島の自宅に、今の職場の職員室の隣の席の先生が息子さんと尋ねてきてくれたことが大変うれしく、二学期からの職員室での居心地が格段にラクになった。全く持って処遇は変わらないのだが、ほぼ肩の力を抜くことができるようになった。臨時の教員など、肩の力を抜いてできることだけ無理せずやっていればいいのだということがわかっていた。生徒にとってもその方がよいのだ。「どいつもこいつもどうせセンセイ」話の分かるやつなんて一人もいない!と思っている生徒がいるとしたら、それはちがうんだということをわかってもらいたいものだ。私はなんちゃってセンセイなのだ。それでよいと思っている。中学校で教員の端くれをやっていることより、一人の中学生女子の親として保護者であることの方が重要だからだ。ただ、保護者として、娘が問題の渦中にあるとき、客観的のものごとを見ることは難しくなるので そういう時はきっかけを作ってはやるとしても、助けはしない。でなければ問題解決能力が備わらない。中学生時代というのは、悩みに悩んで、自己解決能力を身に着けるべき時期だ。今親がしゃしゃり出て何とかことを動かそうとしたら、絶対によくはない。こうなったら、本人の力を信じるしかないのだ。私は今まで通り、親としての責務と、医療面でのフォローを担うだけだ。娘の力を信じて。

 
さて、台風20号21号の影響で京都の自宅が被害を受けた。結婚して27年になるがはじめて二階のガラス窓が割れたり、瓦が飛んだりした。ただただ思うのは、今年ほど、暑く、雨が多く、台風が多い(被害まで出た)気象による災害の多い年は稀ではないか ということ。北海道の地震も 人間であることが辛くなるような事態だ。動物たちへの冥福を祈る。