明日で島に来て満300日。今日は大寒なのに20度越え。

明日で来島300日。私にとっては 修行の1年だった としか言いようがない。自分の仕事や おかれていた立場や 結婚後の26年間、便利で環境的に恵まれた心休まる京都市の端っこに居たことを とてもありがたく思った。そしてそこから飛び出してきたことの意味を考えることに徹した一年だった。人間(私だけかも)は身勝手なもので、自分に満足がいかないと、置かれている環境への不満にすり替えてしまう。しかし、実際に離れてみると自分のせいだったことがすぐにわかる。どこにっても自分が変わらなければ同じだということだ。そして、さらに分かったことは 自分は周り合わせようと努力しなければいけないのではなく、自分自身の中に流れている己の信ずる確固たるモノを貫き通すことに専念すべきではないのか ということ。

誰に評価されるためでもなく、自分自身がより自分らしく生きていくために 自分に正直に生きればいいのだ。
実際 仕事で収入を得なければ食べていけないので、すくなくとも常識の範疇にあることは守るべきですが。例えば出勤時間にまだ眠いから寝ている、とか。それは論外です。
つまり、職場で自分にとっていささか許容範囲を超えるような事態が発生した場合、我慢することはない。オカシイことはオカシイと言えばいい。でなければ、許容してばかりでは病気になってしまうのだ。家族間でも同じだと思う。
自分という人間はこの世に一人だけなのだから、誰かに合わせて同じようにふるまわなければならないことなんて一切ない。父母だろうが兄弟だろうが姉妹だろうが双子の相方だろうが。一人の人間なのだ。世間体や一般論を気にして何になる?何にもならない。
所詮アカの他人。誰が何をしていようと、ご近所で何があろうと、関係ない。そりゃあ、流れ弾に当たるようなことはごめんだけれど、そんなことはめったにあることではないし、騒音被害や悪臭被害に遭うようなことさえなければ、まあ良しとしておこう。
話がそれてしまった。
そんなわけで、あと64日で 私と娘との離島移住生活も終わる。 修行を終え、次なる生活の場へ移動する。京都市の自宅に車で一時間半の京都府北部。日本三景のあれです。ちょっと楽しみでもあり、ちょっと心配でもあるけれども、自分のペースをくずさず ゆったりと構えていこうと思っています。ここしばらくは(すくなくとも3年間は)そこにいる予定。いろいろあるんです。